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FreeBSDは、遅延書き込みをしているそうでライトキャッシュを一定時間毎にHDDに書き込む事によってパフォーマンスを上げているそうな。
ウチの鯖は、wikiを動かしていてアクセスも多いのでどこかのファイルは常に書き換えられています。
さて、先日、鯖にログイン出来なくなる謎のトラブルが発生したんですね。
HDDランプが薄明かりのまま点灯しつづけていてwebminからもログイン出来ず。
瞬間停電かなんかしてハードウエア的なトラブルでも発生したんでしょうか。。
あわてて、電源を長押しで強制電源断してリセットしましたが、ファイルエラーが発生。
ブートはそのまましてのでどこかのデータファイルがぶっとんだ様です。
とりあえず、鯖は運用体制に入っていましたのでそのまま動かして、あとでメンテ時間を作ってシングルモードでfsckして修復しましたが、ブートしなかったと思うと数日、修復のため鯖が止まったかもしれません。。
何分、知識も完璧な状態ではないので、新しい出来事が起きると対処方法を調べるのに時間がかかりますので。
それはともかく。
この件で、遅延書き込みの1件を知ったのでwikiを運営しているという都合上、対策を考えなくちゃなーと
思ったんですね。
wikiとは、鯖の動作で言うならば、動的なファイル更新を伴うコンテンツです。
一定のhtmlを提供するわけではなく、データーはユーザによって常に編集され更新されます。
そこで、瞬間停電対策とか、停電時に安全にシャットダウンさせるための電力供給対策にUPS導入を考えました。
別に、停電したら鯖は止まってもいいんです。個人運営だし。
ただ、安全に止まる必要がありますよね。ファイル破損などが起きないように。
そのための装置がUPSです。
データーセンターではビル管理の為の電源装置の点検が年に2回かな?義務づけられていて
そのための対応を考える必要があるけど個人では電気こなかったら回復するまでまつべし。
ていうことで、商用電源が止まってから、15分もバッテリーが持てば十分です。
てうか、設定で30秒以上の停電でシャットダウン動作に入らせます。
ここで重要なのが、バッテリーは使い切るまで耐えるのではなくて、バッテリー残ってても
シャットダウンさせて温存。
次に、商用が復活してもそれが安定したかはわかりませんので再度のシャットダウン動作のための
電力を回復してから、鯖を起動させる事ですね。
もちろん、停電したときには、自動で超高速でバッテリーからのAC供給に切り替わります。
切り替え速度数から数十ms(ミリ秒)の世界です。
ちょっと、鯖管理日記のくせにウンチクが長くなりましたが、
物はヤフオクで購入しました。
smart-UPS 500 約1000円で購入w 送料込みで 3、500円くらいでした。
バッテリーまだ生きていて10分ちょいまでは余裕で持つことを確認。
どのみちバッテリーは、消耗品だし安く手に入る方法もあるので本体の安さが重要でした。
UPS費用:現在3500円
あとこれは、シリアルケーブルでPCと接続するので、それも後日、調べてヤフオクで
1000円ちょいで買いました。
UPS費用:現在4500円
FreeBSDで、UPSをコントロールソフトが、apcupsdというフリーなソフトで
portsからmakeできます。
つづく。