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その2です。
実はというか、UPS専用のシリアルケーブル(smartcable)をPCに接続する時にはまりましたorz
どうはまったかというと、マザーボードにCOMポートがデフォでついてなかったんです。この言い方は厳密には違ってマザボ自体には、コネクターがCOM1とCOM2しっかりついているんですが、最近のマザボは背面端子には装備されていなくて、付属か別売りのCOMポートブランケットを使って増設するやり方でCOMポートを用意しなくてはいけないんですね。
で、鯖マシンのマザボは、ASUS(注:自分はエイサスと読む)のM2NPV-VMでCOMポートありました。増設ブランケットは、付属していなかったんですけど、メインマシンのマザボの ASRock K7S41 の物がそのまま使えたのでこれを使いました。
なんたって、ASRockは、ASUSの子会社ですから、付属ブランケットに互換性がありました。
増設ブランケットに気づくまでにUSBのシリアル変換ケーブルで試したりしたんですが、UPSのステータスは取得できるのに、デーモンがオンラインでUPSを検出出来ない問題に悩まされました。。
さて、当鯖のOSは、FreeBSD6.2 amd64 SMP ですが問題なしに apcupsd VERSION : 3.12.4が動作しています。
設置、設定メモ
/usr/ports/sysutils/apcupsd
# make && make install
snmpとCGIにチェック。snmpはあとで、MRTGで温度とかをモニターしようかと考えてるため。
/usr/local/etc/apcupsd/
設定ファイルのパス
apcupsd.conf
設定ファイル
DEVICE /dev/ttyd0
設定メモ
/etc/rc.confに下記を追加。
apcupsd_enable="YES"
apcupsd_program="/usr/local/sbin/apcupsd"
ほとんどデフォルトで十分だが、UPSのEEPROMを下記に変更。
Shutdown grace delay SLEEP 90
マシンをシャットダウンしてから、UPSの電源を切るまでの時間。
90秒もあればウチのマシンは十分。
シャットダウンシーケンスが作動すると、shutdonwn -h now が実行されてOSがhaltされて昔のWINで言う電源を切ってください。というところで止まる。このあと、UPSがここで指定された時間を待って電源を落とす。
Return threshold RETURNCHARGE 45
商用電源が復帰してから、UPSの電源が自動で入るまでのバッテリー回復残量。
PCのBIOSの設定を変更して、電源が復帰したときには、元の電源状態にするという項目をオンしたときに、自動で電源が入るようになる。 ただし、商品電源が復帰したときに確実に復帰したかはわからないのでUPSのバッテリー残量が回復してからUPSの電源をONにする。0だと、バッテリーが充電されてなくてもONになるが再び商用電源が落ちた場合にはバックアップされないリスクがあるので注意。ネットでいろいろ設定例をのせているサイトが多いけど、ここの説明がしっかりしてあったのは1カ所だったかな。
マザボのBIOS設定。
Resore on AC Power Loss を Enabledに変更。
電源オン中にACが落ちた時にのみ回復時に自動復帰。
UPSステータスCGIのモニター【apcuspd】
動作:
ACが落ちて30秒後に自動シャットダウン。
シャットダウンコマンドから90秒後にUPSの自動電源断。鯖もAC断。
AC復帰でUPSに充電開始。バッテリーが45%残量回復でUPS電源ON。
鯖も電源ONで復帰。
ちなみに、現在のステータスを見ると、
UPSの20.2%程度の出力で鯖が駆動。
この出力だとバッテリー時に56分間稼働可能。
バッテリーのDC電圧は、27.2V バッテリー1個あたり13.6V※これはおそらく充電電圧(秋月電子の鉛バッテリー充電器のトリクル充電時の充電電圧が13.68Vで調整するため)
smart-UPS500
12V5Ah PXL12050